完全クローズドシステムで操作が全自動に

iGPを設定し測定を開始すれば、数値がリアルタイムでフィードバックされ、大型液晶操作ボードに映し出されるため、総合的に状況を確認しながら測定が可能になりました。

 

実荷重自沈を踏襲した全自動機を実現

iGPは他社製品とは異なり、実荷重で段階的に載荷し、実荷重自沈による全自動測定を可能にしました。これは手動式・半自動式の頃からJIS規格が求める仕組みです。

 

0.05kNの自沈層まで自動的に検出

自沈荷重をロードセル(荷重センサー)により、常時キャリブレーションしながら、6段階(0.05、0.15、0.25、0.50、0.75、1.0kN)の自沈層を全自動で検出します。0.05kNの自沈層を検出でき、これまで以上に細かく正確に計測できるようになりました。


 

ReportPAD

現場野帳・現地踏査・GPS付き画像撮影*をオンライン入力。測定データや現場写真、調査地観察、チェック項目等を現場から直接GroundReportシステムに反映。

地盤ネットで提供販売しているGroundReportのモバイル版です。iPadレンタルサービスもご用意しています。なお、機械とは別にGroundReportライセンス料は発生します。

※iPadの位置情報サービスを「オン」にする必要があります。


試験方法 スクリューウエイト貫入試験に準じたPLC制御による自動貫入試験
試験荷重の変更 自沈状態を自動検出し、6段階(0.05・0.15・0.25・0.50・0.75・1.0kN)
チャック開閉方式 油圧ジャッキによる手動ハンドル操作
貫入ロッド Φ19×1000mm
ロッド回転速度 25rpm(最大)
ロッド回転トルク 67N・m(6.8kgf・m)(最大)
載荷台昇降速度 200mm/sec(最小)
載荷台リフト力 400kgf(最大)
載荷台リフト方式 サーボモータ駆動ボールネジと動滑車(1000mmストローク)
サーボモータ容量 定格750W(減速機付きACサーボモータ)
荷重制御方法 荷重検出と回転検出エンコーダによるセミクローズドループ制御
ロッド貫入仕様 減速機付きモーター 25回転/min(半回転2信号)
ロッド引抜き方法 載荷台(サーボモータ)手動運転操作による
ロッド引抜き力 300kgf(おもり0.5kN搭載時)
試験データ記録 ①自沈貫入時:状態変化で記録 ②回転貫入時:250mm毎に記録
試験データ出力 メディア出力:SDカード
試験機寸法 920(全長)×700(幅タイヤ有)×1415(全高タイヤ有)mm
試験機重量 245kgf(おもり0.5kN含む)
クローラ搭載時寸法 1620(全長)×800(全幅)×1220(レール有1750)mm
クローラ搭載時重量 460kgf(最小)(発電機含まず)
使用温度 0~45℃
クローラ型運搬車 始動装置:リコイルスタータ 燃料タンク容量:2.7L(自動車用無鉛ガソリン) 最低地上高:60mm 操向形式:サイドクラッチ(爪)式 ブレーキ形式:内拡式(センターブレーキ) 
電源仕様 コンパクトインバータ携帯発電機(参考:Y社EF1600iS) 最大出力1600VA(AC100V単相)エコ運転付発電機 携帯発電機:燃料タンク容量(4.2L) 家庭用(仮設)商用電源AC100V単相